がん検診
事務所が手配して医療機関で受けるがん検診(被保険者対象)
がんは早期発見、早期治療が肝心です。積極的に利用して、健康管理にお役立てください。
- 受診場所および実施期間については、事業所からご案内します。
- 人間ドックを受診された方、または受診される予定の方は、胃X線検診、腹部エコー検診、大腸がん検診の3つのがん検診は人間ドックの検査内容に含まれているため対象外となります。
胃X線検診(バリウム検査)
検査内容
内臓はX線では映らないので、映るようにバリウム溶液をコップに半分ほど飲み、食道から胃や十二指腸の内面を被っている粘膜面を浮かび上がらせて、異常の有無を調べます。
胃がんの早期発見が最大の目的ですが、潰瘍(粘膜面の掘れ込み)やポリープ(粘膜のいぼ状の盛り上がり)などもよく見つかり、まれには食道がんが映ることもあります。胃や十二指腸のほかに、X線に映る胆石や腎結石が見つかることもあります。なおこの検査で浴びるX線の量は、問題になるほどではありませんが、妊娠または妊娠の可能性のある方はおなかの中の胎児への影響を考慮すると、受診していただくことはできません。
- 対象者
全被保険者(希望者) - 自己負担
1,000円
内視鏡検査(胃カメラ)
検査内容
内視鏡検査とは、口または鼻から胃カメラを挿入し、食道や胃、十二指腸にできた病変の有無を直接観察する検査で胃カメラ検査とも呼ばれています。内視鏡検査は モニターに病変がきれいに映るだけでなく、気になる部位があれば、画像を撮影することができます。 エックス線検査や血液検査は結果が出るのに時間がかかりますが、胃カメラの検査は疾患によってその場で診断をくだすことが可能です。 検査前には、食事や飲み物を控える必要があり、検査時間は10分前後です。検査の際は、痛みがなるべく現れないよう、喉や鼻に麻酔をつけます。 ただ、口から胃カメラを入れる場合は、嘔吐反射を伴う場合があります。
- 対象者
全被保険者(希望者) - 自己負担
5,000円
腹部エコー検診
検査内容
超音波は密度が異なった物体の境目で反射します。これを利用して、超音波をおなかの中に発射して、反射波が戻って来るまでの時間と反射波の強さをコンピューターで自動計測し、臓器や組織などの場所と形を画面(VDT)に写し出すようにしたのが超音波検査です。
この検査では、画面で肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓、副腎などの臓器と、血管やリンパ腺、ときには胆石、腎結石やがんなども見ることができます。
超音波はまったく無害ですし、数分間横になっているだけで苦もなく検査を受けることができます。
- 対象者
全被保険者(希望者) - 自己負担
1,000円
大腸がん検診
検査内容
便に混じった肉眼で分からないほどの微量の血を「便潜血」といい、検査でそれが検出されれば「便潜血陽性」となります。
痔以外で最も多い原因は大腸ポリープ、次いで大腸がんです。
大腸ポリープは大腸の粘膜の一部が内側に突出したこぶ状の出っ張りを指し、ときにはこれががんであることもあります。出っ張りが大便に擦れて出血するのです。出血しやすい血液の病気のせいであることもあります。このため便潜血が陽性と判定されたなら、さらに精しく原因を確かめなければなりません。出血量がごく微量ではっきりしない場合は「疑陽性」と判定されることもありますが、この場合は再検を受けてください。陽性といわれても、「痔のせいだろう」と自己判断して放っておいたがために、取り返しがつかなくなった方もいます。「陽性」と判定されたなら、必ず精密検査を受けてください。年に一度は便潜血検査を受けましょう。
- 対象者
全被保険者(希望者) - 自己負担
なし
乳がん検診(エコーまたはマンモグラフィー)
検査内容
乳がんは乳腺に発生する悪性腫瘍です。30代後半から増加傾向がみられ、40代後半に乳がん発生のピークがあります。
日本人女性は12人に1人が一生のうち一度は乳がんを発病するといわれています。早期に治療されれば治りやすいがんのひとつですが、治療後10年以上経過しても再発する場合もあります。
- ①マンモグラフィは対策型検診として乳腺の影響が少なくなる40歳以上の方に推奨されています。マンモグラフィは乳房専用のX線撮影装置を使った画像診断法です。しこりとして手に触れない石灰化も鮮明に写し出されます。
- ②超音波検査は若い方や妊娠中の方に被曝のない検査方法として受けていただけます。
- 対象者
全女性被保険者(希望者) - 自己負担
1,000円
被扶養者・任意継続者がん検診補助電子申請「楽々Workflow」対象
- 対象者
4月1日現在、満35歳以上の被扶養者および任意継続者 - 補助内容
お住まいの市区町村が実施するがん検診(胃・大腸・肺・子宮・前立腺など)や医療機関でマイナ保険証等を使用せずに受けたがん検診に対して補助します。 - 補助限度額
一人年間8,000円 - 申請方法
電子申請「楽々Workflow」より申請
領収書のコピーを添付して、できるだけまとめて1回で申請してください。 ※任意継続者など、電子申請が利用できない方は、以下の申請書を印刷して、郵送により提出してください 申請には領収書が必要です。
必要書類 |
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- ※電子申請「楽々Workflow」は、神栄グループ従業員専用の電子申請システムです。
被扶養者の申請は、従業員である被保険者が代行してください。